8月25日(木)−−−長いけど、重要なお知らせです。−−−

さ、正直どうやって日記を始めていいか分からない。ただ、この日記は先週の日曜日から、進んでないので、 そこから書けばいいのだろう。そして、これから書くことは、一つもウソや、誇張などを含まないようにしたい。

今から書く話のすべての始まりは、ちょうど一年半前である、そこでたまたま、この留学先で知り合った日本人の年上の女と 会ったことから始まる。そして、それが今週の日曜日に終わってしまうっていう恋のお話。

ここ、カラマズーの月曜日は夕方から、久しぶりに激しい台風が猛威を振るった。台風が到着する、ちょうどその時、2ヶ月ほど 日本に帰国していた僕の彼女がここカラマズーに帰ってきた。ひさびさに彼女と再会したのが、4時15分。外に出たら、 もう土砂降りの雨だった。このとき、僕はその後、起きることなんて頭の片隅にもなく、また2ヶ月前のように、二人で楽しい日々を、 一つ屋根の下で過ごせると思っていた。

そして、台風がまさにピークを迎えようとする時に、彼女は僕に日本で出来た「婚約者」についての話を始めた。 参考までに言っとくと、僕らはその時、普通に付き合っていたが、僕の知らないところで「婚約者」が決定しており、 同時に、僕のもとから出る決意もしているみたいだ。書いてみると、「真実は小説より奇なり」っと言うのは、 まさにこのことだなっと思うのだが、彼女は僕のことが嫌いになったわけでないし、涙を流しながら愛してくれていると言うから、より奇である。 しかし、「婚約者」の存在をすべて聞いた時、僕は、外の雨が激しくなっていることしかわからなかった。僕の存在も、そして、彼女の存在すらも、 外の雨の存在より僕にとっては、リアルじゃなかった。

彼女が到着してから、12時間後、気づかないうちに雨はやんでいたが、その時すでに、 僕らは二人で泣きながら別れを決意していた。僕は「波乱万丈の人生」がいいっと日ごろ、口ではいっているが、 さすがに、自分の人生の「波乱万丈」ぶりには、ほどほど参った。

これが月曜日に起こった真実。皆様が訳が分からない以上に、僕が訳が分からない(笑) その後、僕らは、夏休みの間だけは付き合っていようっと結論づく。夏休みが終わるのは、8月30日、月曜日。 それまで、一週間は恋人同士として、時間を過ごす。これだけ書くと、彼女に「婚約者」ができてても、 彼女を追い出さず、あと、一週間も関係を続ける僕は、相当アホでへタレに見えるけれど、しっかりとした理由が あり、それら全部を書くのは、一日じゃ、不可能だろう。それに僕の気持ちもまとまってない。

だから、来週の月曜日まで、この日記は更新しない。今も時間と共に考えがまとまってきているような、 複雑に混乱してきているかのような。そして、なにより、彼女との最後の一週間を、「日記の更新」に使うのは、避けたい。 そー言うわけで、全ては来週書こうっと思ってます。

最後に。今や何千何万とあるホームページの中で、たまたま僕のホームページを見ている人、もちろん、みんなが生で 僕のことを知っているわけでなく、ホームページ上でしか知らない人もいるだろう。まあ、これらは、僕のプライベートなことで、 それをわざわざ不特定の人に「公開」する必要はないんだろうっと思う。けれど、見てくれているのも、何かのご縁。僕の提供できる最後の日記を 読んで欲しいっていう気持ちもある。

そして、「最後の日記」とは、僕に起こった事を全部書いて、このホームページを閉じる、または休止するっていう意味である。思い起こせば、ホームページ作りっていう 一連の作業は、彼女と一緒に暮らしだして始まったものだが、その彼女と別れるなら、一掃の事、このホームページも休止するのが、 潔い気がする。そして、僕らが別れる8月30日は、ちょうど一年前の僕が日記を始めた日にち。すべてがタイミングがいい。

来週書くことは、今週の出来事を、少し詳しく書ければっと思う。8月30日以降のことは書くつもりがない。そもそも、 いい日記を書くために、一日の多くを日本語で考えなければならないが、留学している人間として、それは、オカシイ。 ここには、英語で考えるために来ているのだから。

っと言うわけで、また来週です。そろそろ夏休みが終わりに近くなってきましたが、 皆さんは夏休みをエンジョイしてます?僕は最高にエンジョイしてます(笑)結果としては、悲しいものですが、 僕は、これでよかっただろうっという気持ちがありますし、何よりも、彼女と居れた1年半は最高に面白かった。 今も最高に面白い。そして、最高の別れだと思えるようにもなってきてます。こんな気持ちを細かく書くので、 お楽しみに!!

(注)掲示板にこの話に関することを聞かれても、今週は返信しないので、悪しからず。ぶっちゃけ、めんどくさい(笑) メールは大歓迎。


8月30日(日)−−−序章−−−

とうとう、「期限つき恋愛」は完全に終わってしまった。そして、同時に僕と彼女の1年半の 関係も終わってしまった。予定では、明日から、日記を書こうと思っていたのですが、 今日はよく寝れそうにないので、日記でも書いてみる。

明日からは、先週起こったことを、一日ずつ書いていきたいっと思っている。だからちょうど、 「一週間遅れ日記」っとなってしまうが、しょうがない(笑)これをやる意味は、皆様に僕の珍道中 を知ってもらいたいとか、僕のLOVEっぷりを見ろ!!なんていうものじゃなくて、 書いておかないとそのうち、忘れそうだから(笑)。正直、色々起こりすぎたし、起こしすぎた。 それらは、あまりに非日常的過ぎて、今でも夢のようだし、夢だと信じたい気持ちも捨てがたい。 でも、忘れてはいけない事。ごまかしてはいけない事。っと思っている。

そりゃ、ぶっちゃけ忘れたいし、必死でごまかしたいし、素で、隠したい(笑)。この一週間の僕は、 そりゃもう必死すぎてかっこいいものじゃないし、むしろ、恥ずかしい。彼女の前で 泣きながら怒ったりもしたし、相変わらず、彼女のわがままを聞いてしまうへタレっぷり。

でも、一秒一秒に必死だったっとは思う。だから、良い事も、悪いことも両方、忘れたくないから 日記に書く。んで、ごまかしたくないから、日記を公開する。ここら辺は非常にシンプル。

んで、結論から言うと、「期限つき恋愛」は、そりゃ、タイトル通りで「It's kind of that!」っとしか言えない(笑)

まず、男として、彼女が「婚約者」の話をした瞬間、未練を捨てて別れてしまうのが「正しい」のかもしれないし、 恋愛として、愛する女に対して、最後まで、オレのそばにいろ!っと言って、愛し続けるほうが「正しい」かもしれないし、 ドラマみたいに、「婚約者」なんてやめて、おれと結婚しろ!っていうのが「正しい」のかもしれない。

けど、恋愛の中に、人生の中に「正しいから、〜すべし」は無しなんだっと思う。だって、「〜すべし」は誰がやってもいい。 僕じゃなくても、他の人でもいい。けど、僕の恋愛、僕の人生にするなら、一番大切なのは、「〜したい」か、だと思う。 これだけは、他の人に譲れない。今回の「期限つき恋愛」は本当にしたかったから。もう、それだけ。正しいかどうかなんて知ったこっちゃない。 だから、「It's Kind of that!」な訳で。日本語だと、「そんな感じで!」になる。もっと言うと、「俺な感じで!」っていう所。

そんな訳で、これが「It's kind of that!」の最後の日記になるのだろうっと思います。しかし、今、何か別の形で再開しようかな?っとも 思っています。数は多くないけれど、掲示板に書いてくれた人、メールをくれた人、自分の日記サイトで、僕の日記について 書いてくれた人の文章を見ただけで、嬉しかったし、それを無視することは、できそうにない。けど、まだ、何にも考えてないけどね(笑) それでは、また明日!!


8月23日(一日目)ーーー恋愛の限界を知った日ーーー

一週間遅れ日記がいよいよ始まっちゃった訳ですが、とりあえず、この日が「期限付き恋愛」の一日目でありと同時に、 二人が別れるを決めた日。しかし、どーやって書いたらいいかわからない。伝えたいことはいっぱいありつつ、わかりやすく、 かつ、ダラダラと長い文を書いても駄目っとなると、けっこう難しい。

まずは、その日の出来事を追ってみるのが一番整理がつきそう。前の日記で、彼女が二ヶ月ぶりに帰ってきて、んで、「婚約者」が できた、っと告白されたっと伝えたと思う。今日のお話はそこから。

彼女の告白を聞いた直後、僕は不覚にも笑ってしまった。この辺のレベルになると、冗談か現実かを一瞬で区別するのが難しい。 でも、怒る所かな?っと思うけれど、残念ながら、「婚約者いる」→「怒る」っていう思考回路はできていなかった(笑)

次の瞬間、果たして怒るのもどーだろ?っと思ってしまった。だって、婚約者っていったら、少なくとも「浮気」じゃない。そりゃもう、「本気」な訳で。 こーなると悲しむべきところ?っと。しかし、彼女は結婚するって言ってるけど、俺は彼氏なわけで(笑)っとまあ、聞いた直後は混乱だった。 っというより、「結婚する」っていう真実が、僕を瞬時にディズニーランドに吹っ飛ばしたかのように、メルヘンの世界にいる感じだった(笑)

僕が真剣に怒ったのは、それから2時間ぐらいしてからだった。1時間もすれば、普通に考えるようになり、やっぱし、「彼氏いるのに、他の男と婚約するのは、 非常にオカシイ」っと気づく。婚約するのは、悲しいけど、本人の自由だ。でも、それは少なくとも、彼氏と別れてからっていうのは、少なくとも人と人とのルールだろう っと気づく。そして、これを言葉にするのに2時間かかるんだから、いかに混乱していたかがよくわかるっと思う(笑)

僕は上に述べたようなことを、厳しく言った。彼女は、僕が整理し終わるのを待っていたかのように、真剣に説明し始めた。 説明を聞き終わっても、僕はやっぱし、「婚約者ができたから、別れる」っという論理に、納得できなかった。いくらなんでも、そりゃ、最悪だ。そんな終わり方しか できないように付き合ってきたわけじゃないっと思っていたし、「私は正直で、タカはウソよくつくからね〜」っと言っていた彼女の、一番大切な所での嘘は許せなかった。

そして、これからが今日のメイン。その後、話を聞くと、僕が思っていたようなことではなかった。 まあ、ショックだけど、別れる理由は、婚約者ってわけじゃないらしい(泣) 彼女の論理は「別れるから、婚約者できた」ってな訳で、僕の中で、少なくともWorstからWorse になって、裏切られたとか、嘘つかれたっていう気持ちはなくなった。

きっと、彼女は彼女なりの真剣な答えを絞りだしたのだろう。別れる理由は主に二つあったが、二つとも、僕らの恋愛の本質的なところだった。 一つは、「彼女は来年就職で、僕は当分学生のままで、話が微妙に合わない」っと二つ目は「彼女が結婚したいが、僕はしたくない。」

ぶっちゃけ、二つとも、俺じゃどうにもならないっと思ったし、それが理由なら、しょうがないっと思った。一つ目は、お互い「今」を必死に過ごすために 避けられない。そんな事を言われても、僕は学生を辞めるわけにいかないし、彼女もそんな事望んでない。環境が変われば、お互いも変わってくる。

僕にとっては、2つ目の理由のほうが決定的だった。正直、僕は彼女を愛してるっと、口で言っていても、「婚約者をやめて、俺と結婚しよう」っと、どーしても、言えない。 結婚して、落ち着いたら、僕が僕じゃなくなる気がするし、正直、将来の他の全ての可能性を捨てて、彼女と結婚するっていう選択肢を取ることが出来なかった。

でも、厳しい定義でいったら、「愛は自分のすべてを相手に尽くすこと」だと思っている。だから、彼女に対して、愛しているっていっても、 自分の将来を取って、結婚は絶対しないっという僕は、「愛してる」っと口に出す資格がない。でも、自分の時間、自分の誠意、など他の事は、尽くたと思う。 でも、この一点に関して言えば、自分は尽くせない。そして、彼女にとっては、この一点が非常に重い一点だったっと思う。

彼女は付き合い始めてから、僕と結婚したいっとは、それほど口にしてないが、結婚したいっとは言っていた。そのことは全然構わない。20歳前に結婚する人も けっこういるし、そーおもうのは、彼女の勝手だ。けど、僕は断り続けていた。結婚したくないと思うのは、僕の勝手だけど、恋人同士っていうと 話は違う。結婚しないっていうことは、いつかは別れなければならないっていう事を意味する。それに対して、気づかない振りをしていた僕と、自分をごまかすことが 出来なかった彼女。

でも、僕らはお互いが大好きだった。これだけは確かに「正しい」っと言える。でも、大好きだから、お互いを責めれなかった。これを気づいた時は、 二人とも、声にならないくらい泣きつづけていた。僕は上に書いたように、たとえ、「婚約者」ができても、彼女を責めれないし、 彼女も、僕の状況、つまり、学生で、年下の僕が結婚できないのを痛いほど理解してくれてるから、責めたことはない。

そして、この後、僕らは「期限つき恋愛」をスタートさせる。ここら辺の理由は明日です。これでも、かなり省略して書いたつもり(笑) でも、ここが一番重要だから、仕方ない。あと、別れる理由は、あともうちょっとあったんですが、これは秘密で(笑)


8月23日(一日目の続き)ーーー期限付き恋愛の始まり。ーーー

今日も更新しようっと思って、ネットを開いたら、さあ、大変。ネットがつながんね〜でやんの(笑) そりゃ、完全にやる気も失せるのですが、とりあえず、書いてみたり。

昨日は「期限付き恋愛」をスタートさせるところまで。これも意味わかんないんですが、 とりあえず、別れるけど、あと一週間だけ伸ばして!!っていう未練タラタラな僕のお願いでありまして、 その間に、すべての別れの準備をしたいなっと思ったのです。

いつもなら、普通にこんな事はしないで別れてしまっていたのですが、せっかく真剣に付き合ったのなら、 今まで彼女がいえなかった事、僕が言えなかった事を言い合う時間があってもいいっと思ったり。普通に別れてしまったら、 それが分からない。もちろん、そんな事知らない方が幸せな訳ですが、なんか、そんな「大人」の振りをした誤魔化しは嫌だっていう 気持ちがあったりしたのです。

あと、正直、僕は、疲れていた。2週間しかない夏休みの一週間が終わったばっかで、まだ休みきれてないところに、別れ話。 正直、休み中、別れた現実に直面しながら過ごすことは避けたかったし、悲しいのは、忙しい授業が始まってから紛らしたいっていうのが、あった。

んな感じで、なが〜い一日目が終わった。こうやって書いてみると、悲しいとか、寂しいとかの感情的な言葉が少ない。 どちらかというと、「これは悲しいから、避けよう」とか「それは怒らしい!本当なの?」みたいな感情を予想した言葉が多い。

実際悲しいのは、あったし、怒りもあった。けど、僕は、こーいう事態に陥ると、感情は信頼しない。いつも「論理」に絶対的な信頼を置く。 とりあえず、状況が分かるまで怒ったり、悲しみに走っては駄目だっていうのが、いつの間にかに身についてた。

だから、今まで書いていたことは、後付けは、出来る限りなくしており、実際、その瞬間瞬間に感じた事。だから、書いていると、 けっこう寒い(笑)っと、自分で思う。だって、文が「感情的」っというか「論理的」だからだ。

そして、その「論理」は世間的に「正しい」事に基礎を置いている。なぜ、こうなるかっていうと、 そーやってやるとまず、聞こえがいい。そして、相手が訳分からない事をやりだすと、僕はその「論理的な正しさ」で相手を責めてきた。 もちろん、それは二人の仲で絶対的には正しくない。けど、世間的に「正しい」発言を僕はする。だから、相手は、もの凄い悪いことをしたかのようになるし、 僕はもの凄く正しい人みたいになる。今までは、そーやって、別れ話、もしくは、ショッキングな話になると、感情的に傷つくことから逃げるように、 「論理」・・・ていうか「常識」?っていう安全地帯に隠れていた。

でも、その「正しい」が、一体、僕となんの関係があるのだろう?そりゃ、世間的に正しけりゃ、正しい気がする。 皆さんも、こーいう経験がないだろうか?たとえば、恋人が、自分の友達に浮気をする、そしたら、浮気された自分としては、「もう信じられない!好きだったのに」とか、 「どーして裏切ったんだ?俺はお前一筋なのに!」っと。まあ、世間的にみても、浮気することは、イクナイ。けど、その恋人は実はただ自分のことが もう好きじゃなかったり、もっとかまって欲しいだけなら?アナタの発言は正しいのだろうか?

例えが微妙に極端だったけど、僕の場合はそれがいろんな場面で、より世間的な「正しい」ことを思いつく。だから、筋だけは通っているような気がするから、性質が 悪いし、自分でも機械みたいに冷たい僕の「論理」が凄い嫌。でも、今回の一週間伸ばしたいは、ちょっと違った。

結局、ただ感情に任せた。凄いかっこいい理由はない。もちろん、別れようっと言って、婚約者見つけた女に 未練たらしく「もうちょっと続けよ?」っというほど、かっこわるいことはない。けど、何か知らないけど、絶対そーしたかった。

こーなっては、もう、僕のちっちゃいプライドなんて関係ないし、ニーチェに言わせば、「人間的、あまりに人間的!」っと言うかもしれない(笑) でも、なんかこーいう感情が出てきたのは嬉しかった。なんか、本当に彼女の事が好きみたいな感情が言葉になったのは、初めてだった。そりゃ、長引かせても、傷つくだけかもしれない、 けど、そんなのどーでもよかった。傷つくのを恐れて、好きなのを止めたら、あとは後悔しか待ってないから。

そういうわけで、僕は別れを決めてから、ちょっとした後で、「期限付き恋愛」を彼女に恥ずかしげもなく言えた自分になっていただけで、 もう、合格(笑)でも、次の日からは、「期限付き恋愛」の意味を知り、本当にこれをしてよかったのか?って悩むことに。だって、恋人同士とはいえ、 他人同士が、お互いの真実を、全て言い始めたら、どこに拠り所を見つければいいのだろう??恋人のわからないところは、確実に魅力として、写るものだし、 その魅力は、僕は非常に大切なものだと思うから。まあ、そんな事を明日お話すればいいね。今日はおしまい。


8月24日(二日目)ーーー最後の告白ーーー

この「最後の日記」を書き初めてよかったな〜っと思うのは、今まで、知らなかった人達が、勇敢にもメール、カキコをしてくれ、 その文面から、僕に対して、申し上げないほどの気を使ってくれてるっていう事です。正直、別れ話をしている、顔も知らない 奴に適切な言葉を送るなんて、あまりに難しすぎる。でも、やってくれた人達がいる。正直、僕にはもったいなすぎるくらい素敵だなっと 感動してしまってます。

そんな訳で、今日は、2日目のお話を。この日は、食料を買いに行ったり、ここに、ひさびさに帰ってきた彼女を銀行に連れて行ったりっと、 昨日っと違って、現実的な一日だった。二人の間に気まずいっていうのは、不思議となかった。まったく自然っていうわけではないが、 いつもより、言葉に気をつけて、相手のことを考えて行動し話した程度だった。

実際、「別れる」っと二人が決意しても、同棲中の僕らは、朝から顔をあわせなければならないし、外面的に変わったことは一つもない。 人が内面的にどーしようが、太陽は昇るし、腹は減る(笑)それは、残酷でもありながら、救いでもあるのだろう。

しかし、もちろん、2日目がず〜と普通に過ぎた訳ではない。夜になったら、やっぱしお互い泣き続けた(笑) 今日は、僕から切り出した。僕なりに考えて、整理して、言葉に出した一つの答えを言った。それは告白に似ていた。 でも、悲しいのは、「別れる」っと知っていての恋の告白だった。

昨日も書いたように、一日目は、僕は基本的に「論理」に頼っていた。まずは、彼女のことを理解しようと思ったし、 理解したうえで、答えを見つけたかった。それは昨日も言ったように、「期限付き恋愛」っていう最後の僕のわがままでもあり、一つの答えを。

でも、どーだろ? これは、ただ僕の方程式を使っただけだ。数学の問題が与えられた時に、決められたベストな方程式を使うように、修羅場に対して、 適切な処理をしたに過ぎない。だから、どーしても、やらないと後悔することをやった。

それはまさに告白で、とにかく、感情のみをぶつけてみることだった。細部はすでに覚えてないのですが(笑)、僕は、マジメに「昨日のことは全部理解したつもり。でも、俺の所にずーといろよ?」っと。 もう、本当、未練タラタラ。今書くと、本当恥ずかしい!!でも、「別れましょ?」「イエス・サー!」じゃ、気持ちが収まらなかった。

で、ここで悲しいのは、僕は彼女が「YES」というのを期待しつつっと同時に「NO」というのもわかっていた。ちなみに彼女は自分の好きな事をやるのが自分だっと 思う女で、その自分の好きなことが、究極的に自分に対して、辛いものでも、たとえば、好きな事をやって、他人に嫌われるとでも、好きな事をやらないと自分に対して正直じゃない と誠実じゃないっというのが、彼女のモットーだ。僕はそれを尊敬してるし、そーいう彼女が好きでもある。

だから、僕が好きなのは、僕の告白に対して「NO」っていう彼女。だって、彼女の気持ちは昔とかわってしまったのだから。っと、もう、完全にマゾスティックな感覚としか言いようがない(笑) でも、僕にとっては、どうしても、必要な告白だった。 そして、実際彼女は「No」っていう顔をした。言葉にはでなかったけど、顔は涙してたけど、 その涙は、不可能の涙だった。

正直、悲しかった。その涙は、「ごめん」っと同時に、残酷にも、「愛せない」を意味せざる得ない涙だった。でも、僕にとって、残酷であったが、 その涙は、僕が人生でみた一番優しい涙でもあった。この辺の説明はよく分からない。今でも、もちろん、涙を見た瞬間も「優しい」っと僕が 感じるものを感じたけれど、なにがどう優しいのかは、言葉にならない。ただ、その優しい涙に、僕は「ありがとう」っという気持ちしかなかった。

そして、彼女は時差ボケと、このゴタゴタで疲れて寝てしまった。そんな訳で、2日目終わり。今日は、ちょっと短めでした。なんかちょっと、すべての日を順に書いてくのは、グダグダ、かつ、くどいかな? っと思いつつ、それが日記の宿命でもあるから、頑張らなければっと思う今日でした。


8月25日(三日目)−−−秘密−−−

なんか、一週間遅れ日記を書いていると、自分が全く進んでないような気がする(笑)実際、恋愛が終わったら、 忘れるためにも、遊んだり、ボケ〜っとしてりゃいいんですが、文章に書いていると、ひたすら考えなくてはならないので、けっこう大変だ。

しかも、元々、「恋愛」について熱く語る人間ではない僕。面白いトピックであることは、間違いないが、自分で書いた文を見ると、ウンザリする(笑)。 日記に書くなら、綺麗にわかりやすくっと思って、ウソはない様に書いているのですが、読んでみると、文がうまくいっているほど、自分を正当化しているようで、 なんかね。ここら辺は難しい。

だから、今日は、ちょっと「恋愛」と違う話をしようかと思っている。この三日目で、僕は彼女が買ってきてくれた小説を 一つ読み終わった。ちなみに買ってきてもらったのは、東野圭吾の「秘密」とニーチェの「ツァラトゥストラ」の二つ。

どちらも、特別理由がないのだけれど、日本語で読んでみたかったので、頼んでみたが、もの凄くいい本だった。僕の本論としては、 いい本は、いい時期に、読むべくして読むっと思っている。この二つの本は、まさにそれだった。

まずは、「秘密」から読んだのですが、この日も、泣きましたよ(笑)もう、理由は違えども、3日連続で泣いてます。 話は、「運命は愛する二人を二度奪っていく・・・」っという愛のお話。きっと、広末涼子が映画をやったので、知っている人も いるかっと思いますが、胸が苦しくなるような、愛の物語。

正直、打ちのめされました。愛が生み出す「弱さ」と「強さ」。そして、愛の意味。そんなものが書いてある名作だと思います。 こればっかりは、騙されたっと思って読んでみても、いいと思います。ぶっちゃけ、僕の恋愛話よりは、ず〜っとイイ気がします(笑)

まあ、この作品の愛と、僕のそれが似ていて感動っとかじゃないんですが、あっちがレベル99ぐらいだったら、僕のは、レベル10ぐらいで(笑)、 程度は違えど、種類は似ていたので、感動してしまいました。

そんな訳で、今日は、ここで終わりたい(笑)3日目は、特別、大したことはありませんでした。けど、お互い正直に色々言いました。 そこら辺は、まとめて、明日の日記になが〜く書きたいなっと思ってます。今日は、無理。だって、もう授業始まってるしね(泣)正直、おっさん疲れました。「期限付き恋愛」が終わって 、一日休んだら、もう新学期。もう、新学期始まる前に全てのエネルギーを使いきってしまった感あり。今学期はど〜なることやら?


8月25日(四日目と五日目)ーーー恋愛の意味ーーー

さ、とうとう、この日記もあと残すところわずか2日となってしまいました!!悲しいっという気持ちと共に、 すでに、よくやったっという満足感もある今日この頃です。しかし、またネットの調子が悪く、せっかく夜遅く書いたのに、 アップできずじまい。何か、ヤナ感じでございます。

とりあえず、4日目はシカゴへ買い物に行き、5日目は映画を見にっとアグレッシブに過ごしました。まずは、 4日目のシカゴ旅行で、僕らの関係を知りながら、普通に接してくれた、タカツグ君とやっさんに、この場を借りて、 本当に感謝したい。彼らが、もの凄く普通に接してくれたから、楽しい時間が過ごせたし、 色んなところに連れてってくれたりで、かなり気を使わせちゃったので、とりあえず、ありがとうっと。

んで、この2日のことを些細に書くと、また日記が長くなるので、省略して(笑)それより、もうまとめに入ってしまいます。 っというのは、この「期限付き恋愛」の結果っというか、恋愛っ自体の意味など。

この「期限付きの恋愛」に持ち込んだことで、僕は、楽しい時間が過ごせると思っていました。つまり、お互いの駄目の部分も許しあって、 ただ最後の時間を、二人で楽しく過ごせたらっと思ってたのです。けど、やっぱり、けっこう違ってしまった。

結局、お互いの悪いことを言い合うだけみたいな時間になってしまったのが最初だった。つまり、今までいえなかったことを最後だから、 言うみたいな所になってしまった。それを全て言い尽くした後、僕らは本当に、拠り所がないかのように感じた。その感じには、 恋愛の儚さみたいのも含まれていて、その悪いところを知るために、恋愛してたなら、意味がないっと思えてしまうような儚さ。

結局、恋愛なんて、無意味なものかもしれないっと思った。お互いが好きと言ったときから始まる交際。でも、その好きっと言ったあとの 進展で、目に見える事っと言えば、好きで、い続ける事。それには、明確な現実的ゴールはない。

ここで現実的と言ったのは、僕が感じるに、ゴールはあっても、現実的とは、思えないからだ。そして、僕が思うゴールは、 違った二人が、お互い一つになることだと思う。僕らは、恋愛が始まる前から、相手と似ている点を探す。簡単なところで、趣味、夢、 仕事など。それが合ったほうが、恋愛につながりやすい。もちろん、それらなんて関係ないっという人は沢山いると思う。けど、 趣味、夢などが違っても、根本的な考え方、生き方、そして、セックスなどの似た点でつながるからこそ、付き合えるだと思う。

だから、僕は、お互い不完全な男女が、恋愛によって、一つの完全なものへと憧れるっという思想が好きし、それを実践してきたっと思っている。 僕と彼女は、趣味、夢などは違っていたけれど、根本的な考え方、生き方などの点で、非常に似ていた。でも、お互い完璧だとは思ってないから、 それを愛によって、一つの完全なモノを作ろうっとした。けど、どーだろ?それは、幻想にすぎないのでは?っと「期限付き恋愛」で思った。

当然のことだが、二人は、やっぱし、違う。でも、その違うのが、恋愛だと、なにか世界を二つに分けるかのように、「違う」。 そして、「価値観が違う」「合わない」っといった別れの原因になってしまう。その違うは、たとえ、お互いが真剣に付き合っていても、 避けられない、というか、真剣だからこそ、決定的になる。

真剣じゃないと、その違いは、「知らない」っという相手の未知な部分に隠す。極端に言うと、初めてあった人に対して、僕らは知らない。 だからこそ、その「知らない」部分に、一緒になれる部分を、僕らは期待する。その期待は、そのまま好意となる。もちろん、その期待は知っていくごとに裏切られるかもしれないが、 期待にかなった「知らない」は好きな部分になっていく。「大人」なら、「知らない」部分で満足するのだろうっと思う。 なぜなら、一緒になるっというのは、事実上、すべてが一緒にならなくても、「知らない」部分と現時点の一緒の所だけで、そーいう気分になるからだ。だからこそ、 その部分は、永久に違う存在への救いであるっと同時に、魅力として映ると思う。

しかし、僕らは、どう考えても、全てを共有できない。これが普通の真実だけど、恋愛において、重すぎる事実となる。 そして、よって、その真実を踏まえると、恋愛は無意味であるっと思った訳です。だって、本当に、すべての不満を言い放った後に残ったのは、 それだったから。

ここまで来ると、完全にペシミストな感を否めないのだが(笑)、この「期限つき恋愛」を終えた今、僕は、敢えて、この無意味をスタートとしたい 気持ちがある。なぜなら、僕らが吐き出した不一致は、一致にすることが可能だと思うからだ。つまり、その不一致を、また新たな克服すべき 対象として、新たに恋を作っていく。そして、その後、また不一致ができたら、克服する。きっと、恋愛はその連続なのだろうっと思う。 意味そのものが問題ではなく、行為そのものが、つまり、その克服しようとする意思が問題なのである。そして、その意思そのものが、恋愛を、真の意味で 定義する唯一のファクターの気がする。

けど、僕らは、その意思を諦めた。きっと若かったからだろう。まだ、その二人が完全に一つになるっという可能性を 他の人に預ける可能性が多くあったし、僕らは、今までも、一年半、それを続けてきたから、疲れてしまったっとも言える。

そんな訳で、僕は、僕らの「恋愛」の最後を改めて感じ取ったのが四日目と五日目でした。そして、感じ取ったから、んじゃ、もうやめるっとはならない。 最後の、僕が、彼女の対する、彼氏として、出来ることが、いや、しなければならない事があった。それが6日目と7日目でした。 きっと、これを感じ取れなければ、諦めを感じなければ、出来ないことだと思います。 んで、明日がそれです。こうご期待!!そして、今日の文は、酒を飲みながら書いているので、おかしな文かもしれないのは、悪しからず(笑)


8月30日(六日目、七日目)−−−最後の日−−−

ネットが、微妙につながっているのですが、日記をアップするほどの微弱な力はない。本当、終わってる・・・。 せっかく、この日記の最後なのに(泣)まあ、昨日の日記自体は書いたけれど、酔っていたので、微妙なトーンっぽいのは、 否めないので、読んでくれなくてもよいのですが(笑)とりあえず、時間がある方は「日記帳」からお読みください。

そして、僕らは、やっと六日目と七日目を迎えた。「期限付き恋愛」の最後の日だ。この日を待ち望んだ?それとも、 来て欲しくなかった?っと考える事すらできずの、すでに一杯いっぱいな最後の日。僕に分かる唯一のことは、最後を やり遂げることだけだった。

何をやりとげるか?それは「恋愛」、そのもの。恋愛の一つ一つの段階。つまり、恋愛のはじめに上ってきた、手をつなぐ、 抱き合う、キスをするなどの、一つ一つの階段を、別れるなら、一つ一つ下ろうっと思った。まず、最後のキスをして、 最後に抱き合って、最後に手をつなぐような下り。まあ、この辺は、僕の価値観で、 どうせ、しっかり段階を踏んだなら、しっかり段階を降りたいっと思った訳です。そーすることにより、全てをおわりにできると思ったし、 思いたかった訳です。

ちなみに、僕は、いい女と出会ったら、恋愛の段階を、しっかり踏みたいっと思う奴です。お互いが手を初めてつなぐときの 緊張感、ぎこちなさを愛しているし、二人で、初めてセックスをするのも、本当に、最初の夜は、セックスなしで、裸で抱き合って夜を 過ごしたいっと思ってしまう。とっととやれ!っと言う人がいるかもしれないが、そのセックスなしの一夜は、その後の100のセックスと 同価値になるものだ。セックスの一瞬の快楽よりも、お互いの肌の気持ちよさが、その夜ず〜と楽しめるのである。その幸福感を、セックスの 快楽で終わらせてしまうのは、勿体無さ過ぎるっと思うから。

そんな訳で、僕らは、一つ一つの階段を下っていった。最後に恋人としてのセックスをしてから、最後に恋人としてキスをして、 恋人として、抱き合って寝た。でも、やっぱり、最初の階段と違って、嬉しさよりは、悲しさのほうが優先したけれど、 僕はやってよかったと思える。僕は、一つ一つの作業に「さよなら」を言った。それは、別れよりも、感謝の念が強かったかもしれない。 その感謝は、今まで楽しい時間をありがとうっと僕に思い出させてくれ、ふっきらせてくれた。

きっと、普通にさくっと別れたら、その別れの悲しさと怒り、そして、別れさせた原因を強く見てしまい、お互いの恋愛が駄目だったっと 思えてしまう。でも、きっと違う。どんな恋愛でも、悪いところはあるが、素晴らしく楽しく、よかったところもある。 僕らは、全ての悪かったところを吐き出した。でも、それを知った上で、僕らはまだ、お互いを好きでいられた。そして、 階段を下りきった。

だから、それだけで、「期限付き恋愛」は価値を生むんだと思う。たしかに、一日一日が辛かったけど、続けらるぐらい好きだからしょうがない(笑) だって、楽しくても、苦しくても、自分が「欲した」ものなら、受け止めるしかしょうがない。そして、結局、僕は、その苦しい部分も 受け止めたかったのかもしれない。僕は、それも恋愛の一つだし、それから逃げ出した時こそ、「後悔」が生まれるっと 思うから。

っと、これが僕の過ごした、夏休みの最後の一週間でした。きっと、悪くない夏休みだろうっと思う。どっかのアメリカ人が言っていたが、 「涙で瞳をうるわす一年は、一粒も涙をださなかった一年より、ずっと価値があるんだ。だから、もっと泣いていい。」っと。 僕らは、思いっきり、お互いのために涙を流した。辛くても、悲しくても、その涙だけはまさに恋愛の「甘美」。それを知っただけで 悪くはない、決して悪くないっと思う訳です。っと、 そんな遠くアメリカの一つのお話。

どーなんでしょうかね?頑張って書いたけど、自分の文章力の無さで伝えられなかった部分が沢山ありすぎです(っと言っておいた方がいいかな?(笑))。 とりあえず、今日は、おしまい。明日か明後日には、おまけの日記でも書こうかと思ってます。 そんな訳で、こんな話を書き続けた事態に、グッタリな今日です(笑)




     




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