No.0  ---はじめに。---

このページは、頑張って、英語の本を読もう!!という目標を下に、作ったページです。大学生活中に英語で100冊を本を読むを 目標を勝手に決めた僕が読んだ本を、オモシロさ、読みやすさ、などの観点から紹介していき、皆様が、もし英語で書かれた本で英語を学ぼう!という 時にお役に立てれば、と思っています。しかし、僕自身は、それほど、「Bookaholic」でもないのですが、本は大好きです。これを通して、真の「読書中毒者」に なれぞ!という事でこの題です。これ以下に書かれる内容は僕の勝手な感想なので、間違っている点、 解釈のおかしな点がありましたら、どうぞ、教えてくださると嬉しいです。ちなみに、順番は僕が読んだ本の順番です。

NO.1〜10NO.11〜20
No.1  The Little Prince   Antoine De Saint-Exupery   ★★★★★  
作者・・・・・サンテグジュペリ
読み易さ・・・易しい

たしか、初めて読んだのはこの本だったような・・・。記憶は定かではないですが、人に薦められて2年前に読んだ本。 「星の王子さま」という可愛い題とは、裏腹にこれは「大人」が読むべき一冊。物語全体に流れる寂しい風景。そして、それに対をなすかのような、 星の王子様のビュアで、豊かな心がこの物語の背景。それをサンテグジュペリが信じられないような美しい描写で描いています。子供の時は、どうやったら、「大人」になるのか? そんな事を考えていたが、気づいたら、すでに「大人」。その誰にも分からない「大人」と「子供」の空白。誰もが気づいていても、気づかない振りをしている、その空白に星の王子様は 残酷までに純粋な瞳で僕らに多くの本当に大切な事を教えてくれます。ただ勉強のための英語ではなく、美しく、詩としての英語という、本来僕らがスタートすべき学習の道を開いてくれる名書です。
No.2  Sun Also Rises   Ernest Hemingway   ★★★★ 
作者・・・・へミングウェイ
読み易さ・・・普通

「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる代表的なアメリカ作家、へミングウェイ。全体的に優しい英語ながらも、その微妙なリズムと軽快なテンポを 作り出すところはやはり、さすが。会話は比較的優しい英語ながら、細かい心理描写と生き生きとした紀行文という、すこし、とっつきにくい部分があるものの、 ストーリーのオモシロさに、サクサク読めてしまいます。英語のハードボイルドさを学ぶならこれ!
No.3  ザ・セブン・スターズ   松本 亨   ★★★ 
作者・・・・松本 亨
読み易さ・・・優しい

米国で出版された日本人初の英文小説であり、僕が留学する前に、英語の師匠(?)として、多くの本を読んだ中の一冊。 今の英語教材なら、もっと役に立つ、新しい単語を載せた参考書があると思うが、第二次世界大戦中の日本の若者について、 そして、この本は、作者みずから出版した初めての日本人のアメリカ小説ということだけで、価値があると思う。そして、英語も非常に簡単ながらも的確に、正確に 心理、風景が美しく描写されているので、参考になるし、楽しめると思います。
No.4  The Twelfth Angel   Og Mandino   ★★★★★ 
作者・・・・オグ マンディーノ
読み易さ・・・優しい

不覚にも、読んでる途中で、涙を流してしまったっていう感動の作品。当時、すこしオグ マンディーノ・ブームみたいのがあり、 興味本位で買ってみたところ大当たりだった。「私の人生は素晴らしいものだった、ほんの二週間前まで。妻子を失い、 絶望の果てに自殺を決心した私の命をそのとき、ある天使が救ってくれた…。」っという話。これほど「頑張って生きていこう!」と思わせる本もないんじゃないかな? とも思う一冊です。英語っていうのは、シンプルながらも、パワフルで、ビューティフルなものなんだ!というのを気づかせてくれました。これから、英語の本を読もうっていう人には 一番のオススメです。
No.5  The Greatest Miracle in the World   Og Mandino   ★★★★ 
作者・・・・オグ マンディーノ
読み易さ・・・優しい

前の作品を気に入ったので、続けて読んでしまった一冊。タイトルはそのまんまじゃん!的な、ひねりの無さ否めないのですが、 それでも、この本で言っている真理はきっと、人生で一番大切であり、これを知ってからこそ、人生で一番の奇跡を起こせるんだろうな〜と思ってしまいます。 その真理が「神の覚え書き」という中に書いてあります。少々宗教っぽい?と最初は思いましたが、キリスト教を土台として、そして、現代というテイストを混ぜたアメリカならではの、 発想かと、個人的には思います。だから、現代に疲れた人、現代が嫌でしょうが無い人には、オススメ。優しい気持ちになれます。けど、小説というより、自己啓発という色が強すぎかな?と思います。
No.6  Icy Sparks   Gwyn Hyman Rubio   ★★★ 
作者・・・・ギィン・ハイマン・ルビオ
読み易さ・・・普通

アメリカに留学して、初めて買ったアメリカの小説。なにかを感じさせる表紙とニューヨーク・タイムスオススメっていう 所に引かれて買ってみたものの、僕は北部に来たのに、話は南部のお話。そして、女の子が成長するお話ということで、 僕にとっては、未知の世界に近かったです。しかし、読んでみると、題の通り、氷と炎の感情を持った女の子、スパイシーの 成長が時には、厳しく、切なく、時には、面白く笑えるといった、絶妙なコンビネーションを見せてくれました。日本語では 出てないみたいなので、読んでみては?上のオグ・マンディーノより、一歩小説っぽい愛と希望のお話。
No.7  Chevrolet Summers,Dairy Queen Nights   Bob Greene   ★★★★★ 
作者・・・・ボブ・グリーン
読み易さ・・・普通

素晴らしき、自由の国、アメリカ。しかし、時代が進むにつれて、犯罪や暴力が蔓延る国となってきている。それらが直接 アメリカを語りえないのは知っていても、少しずつ変わってきているのだろう。本当のアメリカはどうなっているのだろう?そんな 日本人である僕らが今のアメリカの悪い面と良き面を知れる絶好の本がこれです。一緒の時期にきた大学院生にすすめられたんですが、 もの凄く好きになってしまいました。アメリカを代表するコラムニストによる「記事にならない話」を集めた珠玉のコラム集。コラム集ということで、 寝る前にちょっと読んだり、電車の中で読むのに適してます。是非、手元において置きたい一冊です。
No.8  Duty    Bob Greene   ★★★★★ 
作者・・・・ボブ・グリーン
読み易さ・・・やや難しい

物の見方は多角的であるべきだと思う。一つの角度からしか見れないっとなると、視野の限界が自ずと見えてくる。 第二次世界大戦の日本への核兵器使用。僕らはそれを悲しい過去として、放射線の後遺症、広島原爆ドームなどで思い出すことができる。 では、その悲しく、悲惨な出来事は使用者のアメリカに取ってはどうなのだろうか?その答えを教えてくれるボブ・グリーンの「DUTY」、 たくさんの人を「殺してしまった」悲しさ、そして歴史の残酷な流れ、を感じずにはいられない。そして、これがボブ・グリーンの本であるのも、忘れてはならない。 彼の卓越した切り口は、「DUTY」をただの歴史書としてでだけでなく、原爆投下の是非ではなく、戦争とは?人を殺すとは?っという本質的な問いが随所にある。 自分達の「過去」だからこそ、僕らは原爆っという悪夢を目を背けてはいけない。そして、アメリカの視点を提供してくれるこの一冊は、 僕らが読まなければいけない本なのかもしれない。
No.9  The Trial and Death of Socrates   Plato   ★★★ 
作者・・・・プラトン
読み易さ・・・難しい

かの有名な「ソクラテスの弁明」です。一般教養の授業でやったので、ご紹介。さては、日本語より英語の方がわかりやすいんじゃないの?っと 思ってしまう。日本語は、論理的っという観点からみると英語の論理には勝てないのかもしれない。ソクラテス自体はやはり、「論理」「真理」につきると思われるが、 数えられないほどの思想、主張がある現代で、ソクラテスの弁論法は、僕らが正しい光を手に入れるに十分な手助けができると思います。 そして、それを描いたプラトン。ソクラテスの高潔であり、誠実な生き方を、美しく描いている点だけで、驚愕にあたいする。 あと、面白いほうは「弁明」より「クリトン」。ソクラテスの説教が少なくていいかな(笑)
No.10  Existentialism and Human Emotions    Jean-Paul Sartre   ★★★ 
作者・・・・サルトル
読み易さ・・・非常に難しい

ジツゾンシュギのサルトル。これも一般教養の哲学の授業で読んだのですが、まあ、さっぱり。ぶっちゃけ、読んだ時は、なるほどね〜っと 思ったのですが、すっかり忘れてる始末(笑)ただ、読みやすい。この「萌え萌えブーム」の中でどれだけ、「実存主義」を 知ろうと思う人がいるか?が本質的問題ですが、サルトルを知る一番のスタートであろう一冊。分かりやすく言うと、 ドストエフスキーの「もし神が存在しないとしたら、全てが許されるだろう」→「人間は自分のなすこと一切について責任がある」→ →「己を作るのは、己でしかない」→「しかし、私に関してのある事実を握るためには、私は他者を通ってこなければならない」→「よって、実存主義はヒューマニズムである。」 っとなるわけです。たぶん(笑)


NO.1〜10NO.11〜20


     
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